今回公表された資料には、参考として「江戸川区次世代育成支援基礎調査報告書」があり、それをベースとして、中間のまとめが発表されました。まずは、この基礎調査報告にて発表されている江戸川区の現状について、乳幼児に関連する部分のみ抜粋してみました。
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総合的に見ると、乳幼児に関しては、現在自宅で家族等が保育している割合が高く、仕事と育児の両立を図っている方は少数派という調査結果がでています。今回の計画は、この調査を参考に策定されています。よって、自宅保育が前提として作られているようにも見受けられます。
しかし、女性の社会進出が一般的になり、子ども一人あたりの養育・教育費もあがっている今、「0〜2歳児の乳児は自宅で家族が保育をする」という形態だけが区民の理想としている形なのでしょうか。
早速どのように計画に反映されているのか、見てみましょう。
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| 以下は、江戸川区次世代育成支援行動計画中間のまとめの基本理念と方針です。
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この基本方針の中で「1. 自信をもって子育てができるまちをめざして」が今後の乳幼児の保育に大きく関わってくるのですが、この方針の中には、「多用な保育サービスの充実」という課題が与えられています。この「多用な保育サービスの充実」には4つの課題が与えられています。
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この1の方針ではこのように名言されています。
「低年齢期(0〜2歳)は健全な親子関係や人間性の基礎を確立するために、家庭的な保育を推進することが大切です。したがって、今後とも、特に0歳児保育については保育ママ精度の充実を図るとともに、子育てグループで保育を支えるシステムの導入にむけた検討をすすめるなど、家庭的な環境を重視した保育を推進していきます。」
保育ママ制度の充実、こちらは大変喜ばしいことです。しかし、逆を言えば、認可保育園での0歳児保育は今後も実施する予定はない、という事を示しています。
決して、保育ママ制度に非がある訳ではありません。しかし、現状のこの制度だけでは、保育ママ数の不足、保育方法のばらつき等、改善しなければならない点はあり、区民が満足するにはまだまだ時間がかかります。
また、忘れてはいけないのが、この計画を実施する本来の目的は、「少子化を食い止める」ことであり、そのために環境を改善していきましょうというのが主旨です。この目的がずれてしまっては、まったく意味はありません。
それでは、なぜ少子化が進んでいるのでしょうか。
お隣の墨田区の区民意識調査ではこのようなアンケート結果がでています。
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さらに、子育て家庭の多くが、「実際より欲しいと思う子どもの人数のほうが多い」と回答しており、それができない理由としては、経済的な負担がネックとなっているようです。いかにそれを実現できる支援が求められているかが分かります。
これだけが少子化の原因とは言い切れませんが、経済的理由が大きいことは明確で、そのために働きながら子育てができる環境を確立することが少子化抑制の有効なひとつの施策になり得るでしょう。 |
認可保育園での0歳児保育は実施しない江戸川区ですが、お先まっくらという訳ではありません。
現状よりも保育サービスの充実は約束され、着実に前進を進めています。
前述の4つの課題の一つ、「2. 保育施設の充実」では、待機児童を失くすためにも、既存施設の定員拡大や新たな認可保育園の整備を進めますし、「3. 保育サービスの充実」では、多様化するニーズに合わせて延長保育や病後児保育等を実施する計画が立てられています。 |
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画像はイメージです。 |
このように、着実に前進していることは間違いないようです。重要なのは立てられた計画をより具体化していくことにありますが、今後、さらに内容の精査を行い、来年平成17年の1月に計画案が公表されます。
現在、この中間のまとめに対して、江戸川区が平成16年12月31日まで皆様からの意見を募集しています。意見のある方、新たな提案ができる方、賛成の方など自らの意見を区に伝えてみてはいかがでしょうか。
(募集内容の詳細は江戸川区公式ホームページに記載されています)
これは、私たち区民のため、次代を担う子どもたちのための計画です。ぜひ、自らの経験を通した現実的な意見を区に伝えましょう。
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